学校の評定が良いからといって、模試の偏差値が必ずしも良いとは言えないです。
この時期の受験生は特に。
例えば通知表の英語の評定が「5」の子であっても、
おなじく英語で「5」の子と比べた際に
模試の英語の偏差値が10くらい違うことだってあり得ます。
また、評定は「4」の子でも、「5」の子に得点および偏差値で勝ることもある。
思うように取れなかった子はべつに悩む時期じゃなく、思い描いていた理想と現実との隔たりを埋める取り組みをすればいいだけのことだし、
それをする1年だと思ってほしい。
逆に私が心配なのは、このタイミングで合格判定が出たのだからと学習の手を思い切り緩めちゃうような人が出ること。
そんな人、まさかいないとは思いますが、周りがメキメキ力をつけていく中、ちょっとづつ偏差値が落ちていき、
冬になるくらいの時期にどーんと急降下になる現実が予想できます。
この時期に、今まで蓄積してきた学力がようやく目に見える形で表れてくるライバルたちを見て、慌てたところで時すでにお寿司。
ともかく、この結果について一喜一憂はとりあえずしておいたら、すぐに反省点を洗い出し、
次の一歩を出してほしいです。
受験生はそんな一年になります。これから。